宮城県産「つや姫」
清冽な気候と肥沃な大地、宮城県
稲の成長期から開花期にあたる夏、昼は十分な日照に恵まれながらも夜は涼しいという寒暖の差を持つ宮城県。稲にとっても消耗が少なく病害虫の発生も抑えられ、健全な生育を促す好条件を。
同時に東北の夏は「やませ」の影響による冷害の危機とも紙一重。
しかしながら品種改良による寒さに強い稲の開発や栽培の管理技術の進捗が功を奏して、堆肥使用による地力の向上、土質の改良が盛んになり循環型農業の発展と良品質・良食味米の安定生産におおいに役立ちました。
「つや姫」の誕生
お隣の山形県で「山形70号」を母に、「東北164号」を父に育成された品種で、宮城県でも平成21年に奨励品種に指定しました。
特徴
「つや姫」の一番の特徴は、なんと言ってもそのおいしさです。 お米の食味ランキングを行っている(財)日本穀物検定協会の食味官能試験(実際に食べて、食味を判断する)において、外観については「ツヤがある」、「粒が揃っている」など、味については「甘みがある」、「うまみがある」等の特Aの評価が得られました。また、農業総合研究センターの食味官能試験でもコシヒカリを上回る結果となりました。
さっぱりとしたご飯がお好みの方は、お水の量をほんの少し減らして炊いてください。