「うるち玄米」はビタミンB1やE、食物繊維をたっぷりと含みます。腸内の微生物の活動を活発にさせるので、消化器系統を丈夫にし、基礎体力を養います。
「もち玄米」には、体を温める作用があり、冷え症の改善に役立ちます。
「そばの実」は毛細血管を強くするのに役立つルチンというビタミンや良質のタンパク質、ビタミンB1などを豊富に含みます。また、消化器系の機能を活発にする働きがあり、食欲増進と便秘の解消にも効果があります。
鉄分、カルシウム、ビタミンB1、食物繊維が豊富です。消化器系の機能を高め、消化吸収を助ける作用があるので、便秘や食欲不振の方にもおすすめです。体内の熱をしずめ、口の渇きを止める働きもあります。
「大麦」とは、白もち麦、紫もち麦、押麦、丸麦、米粒麦を含む。
ミネラル、ビタミンB群が豊富なうえ、タンパク質を作っているアミノ酸は、穀物の中で最も良質なものを含みます。効能としては、新陳代謝を活発にし、消化器や呼吸器系の機能を正常に保つ働きがあります。女性には最高の雑穀で、シミ、肌荒れ等を防ぐ美肌効果があると云われています。
主な栄養成分は、タンパク質、脂質、ビタミンB1、B2、食物繊維、鉄分などで、白米より2〜3倍も多く含みます。体を冷やす作用があり、漢方では胃熱による吐き気や口の渇きを止めるのに効果があるといわれています。
主に良質のタンパク質と脂質、食物繊維、鉄分、ビタミンB1を多く含みます。漢方では、消化器系の機能が弱まっているときにその働きを助け、肺や呼吸器系の衰えから生じるせきやたんを止めるのに効果があります。
主な栄養成分は、タンパク質、炭水化物、脂質、鉄分などです。食物繊維の豊富なのが特徴で、白米に比べて、はるかに多量の繊維を含みます。漢方では、出血を止め、体温を下げる効果があるとされています。
タンパク質は白米の2倍、鉄分は48倍、カルシウムは26倍という健康食品です。
アレルギー反応が少ないので、アトピー性皮膚炎の改善食としても注目されています。
キンワともキヌアとも呼ばれています。穀物の中で、最もタンパク質が多く、必須アミノ酸をバランスよく含みます。便秘の解消に効果のあるサポニンを含むのでダイエット食としても役立ちます。