Let's Try!!「土鍋飯の炊き方」
「土鍋」でご飯を炊くとおいしい!ってご存じですか?
「土鍋ごはん」と聞くと、”面倒くさい、時間がかかる。”と、マイナスイメージと思われがちですが、やってみると簡単。しかも!!おいしく炊ける!ぜひ一度お試しください。
(土鍋は低価格のもので充分です。)
@手早く洗ったお米とお水を土鍋に入れてください。
お米カップ1に対して、お水もカップ1を入れ、浸水してください。
POINT!
※お米とお水の量は、1:1。(最終的にはお好みで決めてください。)
※お水は、水道水よりも天然水(軟水)をお勧め。
※浸水時間は、最低1時間以上が目安。
※夏場の浸水は冷蔵庫内がよいが、浸水時間は3時間以上が目安。(冷たい水から炊いた方がおいしく炊き上がる。)
A中火で火をかけて5分ほど経つと、ブクブクと吹き上がってくるので、火を弱め、吹きこぼれない程度の火力(弱火〜中火)に調節。火力を調節したら10分間炊き続けてください。
※蓋は開けないこと。
「始めチョロチョロ中パッパ、赤子泣いても蓋とるな。」です。10分経ったら、強火にして10秒(お焦げが好きな方は、20秒)数えて、火を止める。ジリジリ・・・と、お焦げができる音と、炊き上がりの香りを味わってください。
POINT!
※吹きこぼれない程度の火力に調節。「始めチョロチョロ中パッパ。」
※炊飯中の10分間は、絶対に蓋を開けない!「赤子泣いても蓋とるな。」
B火を止めたら、15分間蒸らす。
POINT!
※蒸らし中は、絶対に蓋を開けない!「赤子泣いても蓋とるな。」
C出来上がり
炊飯時間・・・約30分。(火を入れてから蒸らしまで)
見てください!お米一粒一粒がピンッと立っています!ごはんの香り、ふっくらとした炊き上がりは格別です。オマケは「お焦げ」。子どもも大人も笑顔になる「土鍋ご飯」です。
「土鍋」でご飯をおいしく炊けるワケ
- 土鍋はゆっくり温まるという特徴があるため
お米に含まれているアミラーゼという酵素は、お米のデンプンを分解して、甘味やうまみの成分を作りますが、このアミラーゼは、40〜50℃ぐらいの温度を保つ時間が長くなることで、うまみ成分などがどんどん生産されるからです。
- 土鍋を加熱すると、鍋全体が熱くなるため
鍋全体が熱くなると、水の対流が強くなり、お米にまんべんなく熱を加えることができます。そのためお米がふっくらと炊き上がるからです。
- 土鍋は冷めにくいため
土鍋は冷めにくいので、いつまでも熱を保っています。火を止めた後も土鍋は熱いので、蒸らしが充分に行われ、鍋の部位やお米の外と中とで水分が均一になり、お米を炊くのに使わなかった余分な水分もどんどん蒸発させてしまうからです。
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